本場ヨーロッパより直接買い付けした福岡のイギリスアンティーク家具専門店Perla
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覚えておいて損はなし!お家の専門用語をご紹介 その10

『チムニー』飾り、あるいは本物の煙突

チムニーとは、暖炉の煙突のことです。
英国貴族の暮らしや、暖炉のある暮らしに憧れると、煙突のあるお家が羨ましく思えてきますよね。
現代の輸入住宅などでは、より洋風のお宅らしい佇まいを表現するための飾りとしてチムニーを用いることも多いようです。

つまり、見かけだけの飾り煙突ですね。
本物の薪ストーブで、かつての人々の暮らしぶりや火の温かさを追究したお宅の場合は、勿論本物のチムニーが用いられていることでしょう。
ですが、珍しいことではあるものの、この本物のチムニーから出る煙を嫌がる方というのが存在するそうで……。

本物を自宅に投入する際には、ご近所にそういった方がいないか事前の確認が必要そうです。
イギリスを皮切りとした産業革命の頃、18世紀にもなると、各室内の暖炉を背中合わせに配置することで、部屋があるだけ数もある暖炉の煙突のコンパクト化が進んだのだそう。
このコンパクト化した煙突は“チムニー・ポット”と呼ばれていて、現代ではアンティークものの植木鉢として人気を博しているんですよ。

それもそのはずで、イギリス等当時のヨーロッパで作られたチムニー・ポットはやはりと言いますか、非常に装飾性の高い見た目をしているのです。
きっと遠目でしか見ない部分でしょうに、当時の職人さんはこの煙突飾りにさえ意匠をこらしていたんですね。

『パーゴラ』日本で言う藤棚の美しさ

現代では公園や庭園などでお馴染みのパーゴラ。
語源はイタリアの“ぶどう棚”で、時を経てテラス上部に組まれる棚を指す言葉に、そして現在のように植物の蔓を絡ませ、日陰棚としての役割を得るに至ったといいます。
勿論、自宅に設置することでお庭を飾り立てる豊かな演出となりますから、ガーデニングがあまり得意でない方でも、形だけ置いてその風景を楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。

【ハーフティンバー】伝統ある木造建築構造

これはイギリス、ドイツ、フランスの建造物に良く見られる建築構造で、見た目のインパクトから名前は知らなくとも見た目だけは知っている、という方も多いと思います。
柱や梁をはじめとした家の軸組が外部に露出した面白い工法で、「洋風のお家といったらこれ!」と言う方も出て来そうなほど独創的な外見です。
ハーフティンバー様式の家々が建てられた時期は、15世紀から17世紀にかけて。特にイギリスで住宅の建築様式として多用される傾向にあったのだとか。

名前の由来は諸説あって、“半分木造”だからハーフ(半分)ティンバー(材木)とも、割られた材木を外部に半分見せているため、とも言われているようです。
どちらにせよ装飾の意味合いを兼ねてこのようなデザインとなったことは明白で、ハーフティンバー様式の家々が立ち並ぶ街は当時の暮らしを、古くも生き生きと魅せてくれます。
筆者の個人的な好みの話になりますが、フランスのケゼルスベールの街並みや、コルマールの街並みはこのハーフティンバー様式の宝庫だと思うのですが、いかがでしょうか。

いっそ小さなドールハウスのような模型でも作りたいくらい素晴らしい街並みだと思うのですが……。
以上、10回に渡り、お家の用語をご紹介してまいりました。自分が建てたい理想のお家、想像出来ましたか?
アンティークの見た目がより映えるように。自分の好きな物が、より一層素敵に見えるように。

常々そう考えていると、人間は欲張りな生き物ですから、より好みのものを素敵に見えるよう、必死になって努力してしまいます。
それが生きる活力となって、ひいては豊かな生活を営むうえで必要不可欠な原動力となる。
“好き”が形になるって、素敵なことですよね。

アンティーク趣味にもそれが当てはまるのではないでしょうか。
私達アンティーク好きは、もしかしたらかつての人々の生きる力を、アンティークから受け継いでいるのかもしれませんね。