本場ヨーロッパより直接買い付けした福岡のイギリスアンティーク家具専門店Perla
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イギリス・アンティークの用語解説〜食器棚・その他〜

イギリス・アンティークの用語解説の最終回は、食器棚とその他家具について、ご説明します。
食器棚の名称と実際の商品が日本とは異なる部分もありますが、こちらの記事を事前に読まれることで、戸惑わずに済むはずです。

食器棚

カービングサイドボード(Carving Sideboard)

サイドボードとは、高さが低めで、食器やカトラリーなどを収納できる引き出し付きの食器棚のことです。
1780年ころに作られ始めた家具で、ダイニングルームに置き、天板の上で食事の盛り付けを行うこともありました。

カービングサイドボードは、彫刻が施されたサイドボードのことです。

ミラーバッグサイドボード(Mirror Backed Sideboard)

ミラーバッグサイドボードは、天板の上の後ろ側にフレーム付きの鏡がついたサイドボードです。
薄暗い部屋にろうそくや太陽の光を反射させて明るくするため、鏡をつけたといわれています。
ちなみに、イギリスでは南向きではなく北向きと東向きの家が人気だそう。
それは、アンティーク家具や絵画が、太陽の光で傷みにくいためだそうです。

カップボード(Cupboard)

英語では、もともとは引き出しがついた食器棚を指す言葉だったのですが、現在では扉がついた棚全般を指す言葉となり、その中には作り付けの食器棚も含まれています。クローゼットと同じ意味で使われることもあります。

ウェルシュドレッサー(Welsh dresser)

ウェールズ生まれの食器棚のこと。日本でドレッサーというと、鏡のついた化粧台(鏡台)を指すことが多いですが、イギリスでは奥行きの狭い食器棚(飾り棚)を指します。
鏡台は、ドレッシングテーブルと呼ばれています。

お皿を見せて収納できる棚の下に引き出しがついているので、日本ではカップボードに当たる家具です。

クレデンツァ(Credenza)

クレデンツァは、食器棚やサイドボードを意味するイタリア語です。
ヴィクトリア女王時代に流行した家具で、丈が低く、天板が大理石だったり、象嵌細工が施されていたりするなど、装飾性が高いのが特徴。
イギリスでは、食器棚以外の戸棚のことも指します。

その他

カンタベリー(Canterbury)

1780年、カンタベリーの大主教が注文したことから、この名がつきました。
もともとは楽譜入れとして使われていた、装飾が施された小ぶりなスタンド。
しきりがあるため、マガジンラックとして使われることも多いです。
下の部分には、引き出しがついています。キャスター付きなので移動も簡単です。

ジャルディニエール(Jardiniere)

植木鉢や花瓶を置いて飾るための装飾的な木製スタンド。
ヴィクトリア女王時代から作られました。
この言葉のもとになったのは、庭師を意味するフランス語「Jardiniere」です。フランスでは、装飾的な植木鉢のことを指します。

ウォッシュスタンド(Washstand)

水道のない寝室などに設置され、水差しや洗面器などを置いて、洗面台として使われました。
かつら置きとして使われることもあったそうです。
20世紀前半には、水に濡れても大丈夫なよう、大理石製の天板が使われていました。

ファイヤースクリーン(Fire Screen)

暖炉の前に置いて、熱による化粧崩れや飛び火などを防いだ衝立て。暖炉を使わない時は、目隠し代わりに使われたため、刺繍入りやステンドグラスがはめこまれたものなど、装飾性が高いものが多いです。

ホワットノット(Whatnot)

19世紀に大人気だったディスプレイ用の棚で、円柱で支えられた3枚(または4枚)の棚板の上に、小物などを飾ります。
一番下の段に引き出しがつくこともあります。
ダムウェイター(Dumb Waiter)も形が似ていますが、こちらはもともと夕食を終えた後、男性だけで秘密の話をする時に、お茶やお菓子を置いてもらった台だそうです。1700年代中頃から1930年代にかけて使われていました。ダムウェイターには、真ん中の1本の円柱で支えられるタイプのものもあります。

「Dumb」には、英語で「無言の」という意味があります。現在では、ダムウェイターは、調理場で料理などを運搬する小型エレベーターの名称としても使われています。

以上、イギリスの主なアンティーク食器棚などの用語について解説致しました。
この記事を読んで、アンティーク家具に親しみがわいたら、ぜひ自宅のインテリアに取り入れてみてくださいね。