本場ヨーロッパより直接買い付けした福岡のイギリスアンティーク家具専門店Perla
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アンティークの絵画作品や版画をあなたのお部屋に取り入れてみる

フランスやイギリスをはじめ、ヨーロッパのアンティーク雑貨を収集している方やアンティーク家具がお好きな方であれば、アンティークの絵画作品や版画作品をお部屋に飾りたいと思うこともあるかもしれません。
アンティーク絵画を購入する際には、自らの好みやお部屋のインテリアとの相性等を検討して購入作品を選ぶ方も多いでしょう。
しかし、選び抜いて購入したはずの絵画作品にもかかわらず、お部屋に飾った途端に「違和感」を覚えてしまうことも。
その理由は、絵画作品を収める額縁にあるのではないでしょうか。

額縁は絵画作品を額装したり保存したりするだけではなく、作品をよりいっそう魅力的にする役割をも果たします。
作家自身が選んだ額縁は作家の意向を色濃く反映しているため、大切な作品の一部とみなされることも少なくありません。
額縁の歴史をひも解くと、教会の祭壇背後に取り付けられた祭壇画をはじめ、宗教的題材を描いた宗教画作品を縁取りし、そのほかの作品と差別化したことが原点であることがわかります。

十五世紀には亜麻などを使用したキャンバスが流通するようになり、板絵に使用された木製パネルよりも持ち運びしやすい便利なキャンバスがヨーロッパで人気を博するようになります。
キャンバス画が主流となって作品が壁面から独立するようになると、それまで壁面や板絵と一体化していた縁取りも独立し、現在のような額縁が誕生することになりました。

十七世紀に入ると華やかな宮廷文化が花開き、イタリアに代わって芸術の中心地となったフランスでバロック調やロココ調の額縁が生み出されていきます。
フランス・ブルボン朝第四代の王であったルイ十五世の時代には、貝殻や宝石がモチーフとなった優美で豪奢な額縁が生まれ、よりいっそう装飾性に富んだものが好まれるようになっていきました。

十九世紀頃になると、華美な額縁よりも古典主義的で重厚なアンピール様式を反映した額縁がフランスで流行するようになります。
その後、ヨーロッパではイギリス様式やオランダ様式などさまざまなスタイルが生まれることになりますが、フランスで大いに発展した額縁スタイルは現在の額縁制作にも活かされています。

アンティーク家具やアンティーク雑貨、そしてアンティーク絵画に対して価値を低く見積もられがちな額縁。
しかしながら、ふさわしい額縁を選ぶことこそが、アンティーク絵画およびアンティーク家具を配置したお部屋に統一感をもたせる一番のカギだといえるでしょう。

絵画作品と美しいアンティークの額縁との調和が取れていれば、作品はさらに輝きを増します。
しかし、経年劣化や保存状態が良好でなかった場合には、アンティークの額縁も作品同様にいちじるしく劣化することも。
そのような場合には、修理や修繕をほどこす必要があるでしょう。

一般的に美術館などにおいては、作家自身が選んだ額縁はたとえ傷んだものであったとしても修理して使用し、できる限りオリジナルの印象を損なわないようにします。
絵画作品の保全を第一に考えつつも、表面はそのままに裏側だけを修理することによって作家の意向と作品の雰囲気を大切にします。

購入した絵画作品に最初から額縁が付いていない場合、もしくは額が取り付けられているものの保存状態が悪い場合などには、新たに額縁を用意することもあるでしょう。
また、作品の雰囲気を損なう恐れのある額に収められている場合には、その作品にふさわしい額縁を選ぶ必要があります。

額縁を選ぶときには、額装したい絵画作品の雰囲気に適しているか、作品が制作された時代を反映しているか、作品の保全に適したものかなどの点を考慮することをおすすめします。
そのため、アンティーク絵画を額装する際には一般的にアンティークフレームと呼ばれる額縁か、その作品が制作された時代を感じさせる様式の額縁を用意すると良いでしょう。