本場ヨーロッパより直接買い付けした福岡のイギリスアンティーク家具専門店Perla
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マホガニー材の今と昔について

アンティーク家具を探していると必ず出会うマホガニー(Mahogany)。
「黄金色」の意味を持つマホガニーは高級木材として古くから世界中で愛されてきました。

アンティーク家具の他、建築物の内装、ヨットやギターに使われています。
アンティーク家具で見られる木材は1500から1600年はオーク材、1670から1720年くらいまではウォルナット材が主流だったのですが、ウォルナット材が激変し、代わりに1720から1770年ごろに使われたのがマホガニー材です。
18世紀頃のイギリス家具はサザビーズやクリスティーズなど、世界でも最高級の品物を扱うオークションで高音がつくものばかりです。

マホガニー材はとても軽量で加工しやすく、繊細で美しいデザインの家具が作られるようになりました。
シンプルでデザインが細く中にインレイ(象牙)のものなどが入っている家具が特徴的です。
直線的な模様からエレガントな模様までいろいろなものが上品に描かれ、華やかさを演出、高裕福層から大変人気がありました。

マホガニー材の今と昔

こちらはトーマス・チッペンデール(Thomas Chippendale 1718?1779)による椅子。
マホガニーはセンダン科の植物 17?19世紀にかけてアンティーク家具に使用されたマホガニーはキューバマホガニーやスペインマホガニーと呼ばれるSwietenia Mahogoni Jacqというもので、現在は絶滅危惧種、市場には出回らない素材になっています。

ホンジュラスマホガニー 代わって中央アメリカにあるホンジュラス共和国とその周辺で採れるホンジュラスマホガニーが使用されるようになります。
育つ場所によって若干木目の違いが見られます。
標高800?1200mの高く、水が少ないところで育つNarrow Leaf は比較的細い葉っぱで、木目が「炎模様」なのが特徴的です。

逆に標高200?800mの比較的低い場所で水が多いところで育つBroad Leaf は大きな葉っぱ、木目は「リボン模様」が特徴的。
こちらも今はワシントン条約によって取引の制限がされています。
アフリカマホガニーと呼ばれるもの 近年作られたヨーロッパの家具のほとんどはこのアフリカンマホガニーを使用しています。

別名カヤ(Khaya) と呼ばれ、ホンジュラスマホガニーと似ていて材質が良いです。
肌目は荒く、木理は交錯してやや重硬なのが特徴です。
西アフリカから中央アフリカの熱帯雨林地帯にかけて広く分布していましたが需要の過多と、国の情勢が安定せず、減少しています。
また、横行する乱伐や違法伐採を阻止するため、ワシントン条約により天然木の取引は制限がかかっています。

現在では造林樹種としてアフリカや東南アジアの熱帯地域で植栽されているマホガニーが使用されています。
マホガニーの木は成長が早く20?30年で伐採できるため、インドネシアなどの発展途上国での植林活動は、経済的に大きな効果をもたらすだけでなく、地球温暖化の防止にも役立つとされています。
様々な表情を持つマホガニーですが、木の皮に近い辺材は黄色白っぽく、心材部分は淡赤?暗赤褐色と色味に差があります。

切ったばかりの木の表面はピンク色、空気と接し、時間が経つとだんだん赤みが強い茶色になっていきます。
木目はリボン杢と言われる赤い縞模様があり、年月とともに濃淡のコントラストがはっきりとして美しくなります。
さらにリボン杢からさざ波のような木目が見える部分はリップルウェーブト言われ、キラキラしてとても綺麗です。
マホガニーの家具の良さは使ってみるとよくわかります。
マホガニーがふんだんに使われていたアンティークの時代。ぜひお気に入りの家具を見つけて実感してみてください。

続いては、アンティーク豆知識『イギリスのアンティーク茶器』をご覧下さい。