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西洋食器プレート陶磁器について

西洋の食文化では食器はセットで使用することが基本ですが、そのセットの中に含まれているひとつが「プレート」です。 プレートにも様々な種類があり、日本の家庭ではなかなかお目にかかれないような芸術的なデザインのプレートも数多く存在します。
そんなプレートの用途や西洋とアメリカでの違いについて迫ってみます。

昔から観賞用でもあったプレート

西洋においてのプレートは、元々客をもてなす観賞用の道具という目的もあってつくられていました。
西洋のプレートにまるで絵画のような華やかなデザインが多く見られるのは、料理の盛り付けだけでなく観賞も目的としてつくられていたからなのです。
芸術を重んじる西洋らしい文化だといえますね。

観賞用だからこそのデザイン性

元々が観賞目的でつくられていたからこそ、華麗なデザインを持つプレートが多くつくり出されました。
代表的なものが、ディナーセットに含まれる「飾り皿」です。
料理を出す前のお客さんに対する観賞用のお皿として使用され、時代の移り変わりとともに席の位置を示す目的にも使われるようになったため、現在では「位置皿」と呼ばれることもあります。

観賞が前提なこともあり、お皿の縁に手の込んだ透かし彫りが施されるなど、とても食器とは思えないような芸術的作品が数多く見受けられます。
こういった飾り皿にプラスして、スープ用、肉用、サラダ用、デザート・フルーツ用、パン用などのお皿と合わせてワンセットです。
これらの他にも、朝食で使用するサンドイッチプレートやティータイム用のケーキプレートなどもあり、その種類は本当に様々です。

西洋とアメリカで違うセットもの

西洋ではディナーセットとコーヒー用の食器は別にすることが一般的ですが、アメリカではそれらも含めてワンセットとなっていることが多いのが特徴であり西洋との違いでもあります。
セットになっているアンティーク食器をすべて揃えるには非常に高額になってしまい、セットすべてを見つけることも難しいことが現実です。
そういった点ではアメリカのセットよりも西洋のセットのようが多少でも集めやすいといえるでしょう。
しかしそれでもセットすべてを揃えることは難易度が高いので、プレート単品のコレクターも多く存在します。
セットでコレクションするよりも集めやすく、価格も比較的手の届きやすい金額となるのでハードルは低くなります。

本物のウィーン窯プレートは貴重

プレートには数多くの種類がありますが、その中でもウィーン窯の本物は非常に貴重な逸品となります。
精巧なつくりでプロでも見分けることが難しいほどのウィーン窯の贋造品が19世紀に多く出回ってしまったこともあり、日本に輸入されているウィーン窯とされているものの8割以上が贋造品といわれているからです。
こういった理由から、本物のウィーン窯は非常に貴重なものだといえます。
本物と贋造品を見分けるポイントは「裏印」です。
釉薬の上から付けられた青い盾のマークは贋造品で、本物はこの盾のマークが左右非対称になっているのが特徴です。
本物と贋造品のウィーン窯を見分けるときの参考にしてみてください。

アンティーク西洋プレート

まとめ

西洋食器の中でもプレートは特にデザイン性が高く、食器というよりも芸術品といった方が納得できるレベルのものばかりです。
このデザイン性の高さは観賞目的でつくられていたという昔からの西洋文化が深く関わっていました。
とにかく数多く出回っており、日本でも多くの西洋アンティークプレートを目にすることができるでしょう。

しかしそんな中でも本物のウィーン窯に出会えることができれば非常に好運なので、アンティーク食器を見るときには注意深くチェックしてみることをおすすめします。
Perlaアンティーク情報『西洋食器プレートについて』は以上です。
引き続き『スージークーパー』をご覧下さい。