本場ヨーロッパより直接買い付けした福岡のイギリスアンティーク家具専門店Perla
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機能的で便利なアンティークだって沢山ある〜ドローリーフテーブルの魅力〜

アンティークはただ目で見て楽しむもの。
多くのアンティーク家具・道具・雑貨でも、実際に使うより、目の保養・観賞品として自宅に設置されることの方が多いと思います。

正直に申し上げますと、それは技術の進歩によって、アンティークツールよりも遥かに利便性に富んだツールが世の中に溢れているためであり、それは仕方のないことなのかもしれません。
しかし、そこはアンティーク家具を作ったかつての職人の知恵と、そして何よりアンティーク好きの意地とプライドを駆使して、“ただ見る骨董品”から“便利なアンティーク”として共に生きていきたいというのが理想どころですよね。

「随分古臭いトランクだね。 捨てないの?」
「ただ置物になるだけの古い物をわざわざ買う理由が分からない」
……上記は筆者が家族友人その他諸々から浴びせられた、大変悲し……、いや、ためになるお言葉です。

残念ながらアンティークインテリアというジャンルは、好む方にはとことん好まれるのですが、上記のようなイメージから忌避なさっている方も一定数いらっしゃるようなのです。
無関心ならまだ良いのです。
その後なにかきっかけがあって、同じアンティーク好きになって頂けるという可能性が残っていますから……。

けれど“古い物”“使えない装飾品”と一瞥してそっぽを向かれてしまうと、アンティーク好きとしてはこう……何か言ってやりたい気持ちになりませんか?
つまり、置物にならない、見た目だけにならない、機能性のあるアンティーク家具があれば良いのかと。

あるぞ。あるぞそんなアンティーク。“時代遅れの家具”だなんて言わせるものか(by筆者)。
なんだか私怨が混じってしまっている今回の記事ですが、ともあれこのアンティークに対する負のイメージを払拭するキーアイテムがこちら!
ドローリーフテーブルです。

ドローリーフテーブル

ドローリーフテーブルとは?

ドローリーフテーブルとは、用途にあわせて変形する機能的なテーブルのことです。
テーブルの天板部分、この下に予備の天板が2枚入っているので、それらを引っ張り出すことで天板サイズを変えることが可能となっております。

普段使いではコンパクトな状態で使用し、来客があった時など必要に応じてテーブルのサイズを変更することで、生活動線に工夫が出来るようになります。
ドローリーフテーブルは、エクステンションテーブルという家具種に分類されます。

伸長式テーブルや拡張式テーブルなどとも呼ばれ、総じて天板の大きさを変えられるという特徴を持っているのです。
その大きさを変える方法にも種類があって、ドローリーフテーブルは先述した通り、引っ張る(draw)ことで“leaf(拡張板)を出す方式。
スライドさせて左右に広げるものと、拡張板が折り畳まれているものとがあります。

また、同じエクステンションテーブルに分類されるテーブルの中には拡張板が横に垂れ下がった“バタフライテーブル”もあり、こちらは現代日本でも良く取り入れられるテーブルですね。

その歴史

ドローリーフテーブルの発祥の地・イギリス。
16世紀後期にこの原型が誕生しましたが、この頃はとても大きく、広大なダイニングルーム向けに設計されていたといいます。
この後17世紀に流行の兆しを見せたものの、一定数生産されると少しずつ廃れていきました。

しかし19世紀に入るとリバイバル(復活・再生・復興の意)の意識が芽生え始め、数多く存在した過去の流行が再びイギリスの地に戻ってきたのです。
この過程でドローリーフテーブルの価値も見直され、多くの家具職人がその生産にあたりました。

16世紀当時と比べて違う点はその大きさのみで、残りの構造は当時のものを再現した作りだったといいます。
そしてこの19世紀に作られたドローリーフテーブルをはじめとしたさまざまな家具が、現代において“アンティーク”と呼称され、手に入る物の大半を占めています。

数百年を経て尚便利だと思えるからくり、仕掛けを考えられた先人達の知恵には、本当に頭が上がりませんね。

現代に通ずる機能美

以上、ドローリーフテーブルを主題としまして、アンティーク好きの観点から「アンティークも便利な物があるんですよ!」と主張してみました。
この記事を読んだ方が、アンティークの魅力に少しでも気がついて頂けたなら幸いです。

勿論、無理強いなんてもってのほかですから、最終的には十人十色のインテリアを作り上げればみんな幸せ、眼福です。
皆さんそれぞれの素敵なインテリアライフをエンジョイしましょうね。