本場ヨーロッパより直接買い付けした福岡のイギリスアンティーク家具専門店Perla
ホーム
0
カテゴリー
コンテンツ
カート
ユーザー
絞り込む
カテゴリー
コンテンツ
  • ホーム
  • 大切な物を傷つけないための地震対策〜あなたのアンティークは大丈夫?〜

大切な物を傷つけないための地震対策〜あなたのアンティークは大丈夫?〜

地震大国・日本。
そう言われて久しいこの国は、とにもかくにも良く揺れます。
耐震・免震の建築技術が発展する一方、意外と必要な対策を怠りがちな室内。

いくら家を丈夫に出来る・揺れを軽減出来ると言いましても、限度があるのが技術というものです。
特にインテリア重視で、家具に地震対策を施していない方。
皆さんのアンティーク、いざ地震が来た時に傷ついてしまいませんか?

「突っ張り棒が見えるのはインテリア性を損ねるから嫌だなあ……」
「もっとおしゃれな地震対策が出来れば良いのに」
そうお思いの方向けに、今回はアンティーク好きでも安心して行える地震対策をご紹介していきたいと思います。

折角ここまで生き残ってきた歴史ある・愛着あるアンティークを壊してしまわないために。
何より、自分たちの身の安全のために。
室内の雰囲気を損ねない、おしゃれで楽しい地震対策をしていきましょう。

アンティーク家具の地震対策

転倒防止グッズには突っ張り棒がありますが……

地震時、屋内にいる方が最も危険な状態に陥りやすい状況が、食器棚や本棚などの転倒です。
目の前の退路を転倒した家具で塞がれてしまったり、運悪く下敷きになってしまったりすれば、そこからの即座の避難は至難のわざ。
何より折角大事にしていたアンティークがボロボロに傷ついてしまうのは悲しいことですよね。

家具の転倒を防止するグッズはポピュラーな地震対策用品として普及しており、最寄りのホームセンターで見かけることが出来るでしょう。
『突っ張り棒』などはその典型であり、横揺れの強い地震でない限りは家具が倒れこむのを防いでくれます。
しかしあの突っ張り棒、アンティーク家具とは相性があまり良くありません。

広く普及している突っ張り棒の多くは現代インテリアにあわせやすい素材&色合いのホワイトカラー。
アンティーク・インテリアではどうしても浮いてしまいます。
アール・デコの意匠を凝らしたアンティークなどの場合、天井との突っ張り合いをすべき頭の部分が湾曲しているため、そもそも突っ張り棒が使えないんですよね。

では、様々なデザインのアンティーク家具たちを地震から守るには、どうしたら良いのでしょうか。

その1 ストッパー式の転倒防止用品を使用する

設置しても目立たず、インテリアの邪魔をしない地震対策として、家具の下に挟むことで、揺れによる家具の転倒を防ぐ“ストッパー式”があります。
ストッパー本体は傾斜が付いているため家具の重心をより壁側に傾け、倒れにくくするという仕組み。

また、アンティークの材質に多い木材の色と似たものも発売されているので、お手軽、かつ見栄え良く設置することが出来ます。
弱点としては、猫脚など四脚のアンティーク家具に使用することは出来ない点と、やはり突っ張り棒やL字金具での固定には劣ってしまう耐震性でしょうか。

安全性を考慮した理想としては(本来ならばアンティークや壁に傷を付けるのは非常に心苦しいのですが)、このストッパー式に加えて家具と壁それぞれに金具を取り付け、チェーンなどで固定してしまうのがより耐震性を高める方法かと思います。

見た目は造花や造植物などを絡めることでごまかせば、何とか見栄えするインテリアになるかと思うのですが、やはり迷いどころです。
最近では木の見た目をしたおしゃれな突っ張り棒も発売されているようですから、もし突っ張り棒が使えるアンティークの場合は、上記のごまかし術との併用でインテリア性を保つことが出来るかもしれませんね。

その2 耐震マットを使用する

洗えば再利用可能なタイプも多い耐震ジェルマット。
こちらも透明色のものがあるために、アンティーク空間を損ねることなく地震対策が出来るアイテムと言えます。

家具の足元4か所に貼る、割れやすい雑貨の足元に貼るなど、広い物品に使用出来る優れもの。
しかし貼る物の材質によっては定期メンテナンスの際にはがれにくくなってしまっていて、家具の接着面を傷つけてしまう場合もあるため、注意が必要です。

貼ってはいけない物や、定期交換の説明書きが耐震ジェルマットの包装に書いている筈ですので、そちらを良く見てから貼ることをおすすめします。

その3 食器の飛び出し防止には滑り止めシートを

大きな地震ですと、家具の転倒がなかったとしても危険なのが“物の飛び出し”です。
アンティーク家具がお好きの方は、恐らく小物にもアンティークを取り入れるなどして日々楽しんでいるかと思われますが、大切なコレクションが棚から飛んできて“ガシャン!”“パリン!”……は、かなり心臓に悪いですよね。

何より皆さんの身に危険が及ぶため、これら小物もしっかりとした地震対策をしておきましょう。
棚には食器棚用の滑り止めのシートを敷き、ガラスのある戸棚の場合は、飛散防止のシートを貼っておきます。
また、大きく揺れた拍子に扉が勝手に開いてしまわないよう、扉用のチェーンやストッパーも付けておくと、物の飛び出しを防止できるかと思います。

ただこのチェーン等の難点も、アンティーク家具に小さな穴をあけてしまうところ。
しかしこちら、アンティークと相性の良い金具がいくつか発売されているようなので、お好みの物を選ぶことで、インテリアを保つことが出来ます。

まとめ

以上、主に大きな棚に対する地震対策をご紹介してきました。
アンティークの産地である外国は、思いの外地震の少ない国が多いのだそうです。
ドイツ、フランス、イギリスは地震が少ない国とされ、その分日本のような大きな地震が来たら石造りの建物などは倒壊する可能性があるのだとか。

地震の少ない国で作られたアンティークですから、地震の多い国・日本ではしっかり補強をしてあげないと、寿命が短くなってしまう、ということですね。