ステンドグラスについてのさらに詳しいQ&Aは『Q&A ステンドグラスについて』をご覧下さい。
A:その線はガラスの製造段階で出来たシワになります。
熱いガラスが冷えていく過程で収縮が起こりできるものと製造段階で気泡がプレスされたときに内部で割れてしわのように見えるものとあります。
アンティークガラスには現在のように均一なガラスを製造する技術はなく多くのガラスに気泡やしわが見られます。
そのシワから割れてくるようなことはありませんので窓やドアなど頻繁に動かすような用途でも
支障ありません。
また割れもしくはシワかの見分け方はガラスに爪を立てて割れと思われる個所にあててみてガラスの両面をなぞってください。片側だけが引っ掛かる場合は割れではなく、両面とも引っかかりがある場合は割れの可能性があります。
ただし両面とも引っかかる場合でも爪が傷つかないような丸みを感じる場合は割れではないことがあります。
またガラスにごみや埃が製造途中に混入してヒビのように見えるガラスもあります。
緑色ガラスの斜めに入った線はしわになります。
中央クリアガラスの横に入った線はしわになります。
製造段階でごみが混入したガラス(中央と左下に2か所)。
アンティークのガラスは現代ガラスのように機械で製造された画一的できれいなガラスではありません。
しわやごみの混入、歪みなどが多くのガラスに見受けられます、初めてアンティークのステンドグラスを
ご覧になられる方はびっくりされることもあるかもしれません。
また100年近くヨーロッパで実際に使用されていたものですので埃や汚れがガラスにこびりついていることもあります。
また多くのケーム(鉛のガラスを接合しているもの)にペンキ跡も付着しています。
ペルラでは発送前にすべての割れやヒビなど確認後に発送をいたしておりますのでご安心ください。
A:はい 取り外せます。
オリジナルの木枠にはこのような状態で木枠に収まっています。
木枠から外れた状態です。↓ ↓ これで完成!!
さらに詳しい手順は『ステンドグラスを木枠から外す手順』をご参照ください。
仮枠の場合は簡単に手で引っ張れば外れますので中のステンドグラスを取り出して ご使用ください。
A:サイズはすべて木枠込のサイズです。
木枠のサイズの目安は厚さが3.5cm〜5cm位、正面から見たときの幅も3.5cm〜5cm位になります。
誤差は若干ありますが木枠を外した時のサイズの目安になります。
A:はい、できます。取り付ける際は施工業者さんにお願いしてください。
取り付ける場所やサイズなどをご相談の上、ご購入されることをお勧めいたします。
(リフォーム時も同じ)
A:ドアへの加工は問題ありません、制作は施工業者さんにご相談ください。
A:イギリスのアンティークステンドグラスには大きく分けて木枠が2タイプあります。
1つはオリジナルの木枠で100年位前から使用されてきた木枠で、もう一つは仮枠と言って近年になりオリジナルに破損や腐食があり継続して使用が出来なかったために交換された枠のことを言います。
仮枠の特徴はガラスと木枠の間に隙間がありグスグスとした状態です、また木枠からガラスだけを取り外したい場合は手で簡単に取り外しができます。
使用する場合はそのまま使用もできますし、ガラスだけを取り外して使うこともできます。
A:オリジナルの木枠を仮枠や額などに入れ替えるサービスは当店では行っておりません。ご了承ください。
A:はい大丈夫です。
ガラスとケイムが前に突き出たようになっているステンドグラスがあります。
故意に湾曲させたステンドグラスでデザインの一種です、経年による歪みではありませんのでご安心してお使いいただけます。
ペルラでは発送前にすべて確認しておりますのでご安心ください。
デザインの一種で中央に突き出たように湾曲しています。
熟練の技術がいるため貴重なステンドグラスです。
※ステンドグラスについてのさらに詳しくは『Q&Aステンドグラス』をご覧下さい。