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壊れやすいアンティーク?

こんにちは。
アンティークハウスぺルラ店長のはたです。


こちらのブログをご覧の皆様はご存じとは思いますが、
当店はネット通販でも数百、数千と
アンティーク家具、雑貨を全国にお届けしております。


店舗は福岡県福岡市東区松崎。
営業開始からもうすぐ11年が経とうとしております。

倉庫型で、すこし(かなり?)雑多な店内。

今日はお店の奥の方にあった椅子と目が合って(?)、
少し思うところがあったので今日はそのお話を。



こちらがその椅子。

ホールチェアなんて呼ばれ方が一般的な椅子ですね。

控えめに言って最高にかっこいいこちらの椅子なんですが、
少し構造上問題がございまして。

といいますのがこちらの部分。



背もたれがこんな形状で取り付けられているんですね。

詳しい方や勘の良い方であれば
もうお気づきだと思いますが、
この構造だと、背もたれに思いっきり強く
もたれかかると折れちゃいそうですよね。

それもそのはず、
このホールチェアは玄関に飾るために設計された椅子なのです。

実用(座る)目的の設計ではないんですね。

ただしこのホールチェア、
実は普通に座っても問題ないことは確認済みです。
普通に座って軽くもたれかかっても今のところは大丈夫なんですね。

でもこれを実用頂けます、実用ください、なんて声を大にして言ってしまうと、やはり問題があるように思うのです。

この椅子における実用とは座ることではなく
インテリア(飾り)として。

「座れはしますが大事に座ってください。」

「背もたれにあまり負荷をかけないでください。」

なんか購買意欲をそがれそうですよね。

でも当店は受け継がれてきた家具を大事にしたい
と考えるのでこのような表記をします。

大事にお使い頂きたいのです。


ヨーロッパを駆けずり回りながら見つけて
日本に持ち帰り、手塩にかけて修理を施した家具たちを
お客様の元へ届けるときは娘を嫁がせる気分だ
と当店バイヤーはよく言います。

お客様からすると、
購入した商品にとやかく言われたくない
って方ももしかすると多いのかもしれません。

それもごもっともだと思います。

ですが、数十年数百年の時を経て、
幾人もの手を渡り、はるばる海を越えてたどり着いた家具たち。


やはり大事に使って頂きたいものです。


「壊れやすいアンティークチェア」

実はそういうことじゃないって話でした。



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