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大切なアンティークとの出会い


「大切なアンティークとの出会い」


”一点もの”であるアンティーク家具は
出会いが勝負。
やっとの思いで手に入れたアイテムですから、
ぜひ長く使い続けたいですよね。

「昔の物だけど、
どんな風に手入れしたら
良いのだろう?」

「万が一壊れてしまったら、
修理できるのかしら?」

そんな不安を感じる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

こちらではアンティーク家具が
市場に出回るまでの流れと、
普段のお手入れ、
そして壊れてしまった時の対処法を紹介します。

アンティーク家具がお店に並ぶ&引き渡しまでの流れ

日本に運び込まれたアンティーク家具は、
店頭に並べられる前にレストア(修復)を
施すことがあります。

古い時代に作られた以上、
物によっては傷みがあり、
すぐには使えない状態である場合もあるからです。

このレストアはプロの職人によって、
その家具が作られた時代と全く同じ技法で施されます。

だから当時の風合いを残して修復され、
美しい状態で店頭に並べられるのです。

また、最近では敢えてレストアをしていない状態で
店頭に並べ、「購入後に修復をして引き渡す」
というお店も増えてきています。

これにはきちんとした理由があります。

よりイメージに近づけられる、
使いやすいようリメイクができる、
このようなメリットがあります。

例えば、あなたが
「新品同様に」と希望した場合、
丁寧にメンテナンスをして
綺麗にした状態で渡してもらうことができます。

逆に「前の持ち主が使った形跡が
残っていた方が、温かみを感じる」
という場合は、
製品に付いている傷やシミを残してもらえます。

さらに、日常生活で使いやすいように、
リメイクをしてもらうこともできます。

具体的には大型のワードローブなら
仕切り板を設けたり、テーブルの色を変えたり、
高さが合わない場合は足を短くしてもらうことも可能です。

ぜひ、自分のお気に入りの家具に
仕立ててもらえるよう、相談してみてください。

※ペルラではイギリス・フランスの伝統的な
本来の姿に戻す修復を主に行います。
加工したり、脚のカットやペンキによる塗装は
お勧めしてはいません。


いつまでも美しく使い続けるために

せっかく手にした家具ですから、
やっぱり長く使いたいですよね。
そのためにはどうしたら良いのでしょうか?

現在の家具はウレタン塗料など、
長期的な使用に耐えるための強い塗装が施されていますが、
アンティーク家具は、そのような加工がされていません。

だから扱いには注意しないといけません。

例えば水分・乾燥の両方に対して、注意が必要です。

湿気はカビの、
そして乾燥はひび割れの原因になります。

ということは設置場所にも
すこし気を使う必要があります。

窓の近くは避けましょう。
窓際に設置すると直射日光が当たるので
乾燥してひび割れたり、
冬場の結露によってカビが生える原因になります。

気になるお手入れ方法は、乾拭きが基本。

どうしても水拭きする必要があった場合は、
固く絞ってから雑巾がけしてください。

その後もよく乾かして、
アンティーク家具専用のワックスを
塗ることをお勧めします。

鍋などの熱い物を置く際も、
変色を防ぐために鍋敷きを用意ください。

また、子供さんが小さく水をよくこぼしたり、
家具に傷をつけたりする場合は
購入時に水をはじくウレタン塗装をしてもらうことも、
方法の1つです。

※ペルラはお勧めしてませんが
選択肢の一つとしてご紹介します。
そのような加工方法もある、
ということを頭の片隅に入れておいてください。

アンティーク家具の修理


万が一壊れてしまったら、修理はできないの?

アンティーク家具の特徴は一点もので、
なおかつ古い技術で作られていることです。

だから購入する前に、
「万が一壊してしまったら、
二度と元に戻せないのではないか?」
といった不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

でも、大丈夫。
ちゃんと修理する方法がありますので、ご安心ください!

ガラスや鏡は割れてしまっても
在庫やサイズがあれば、
その時代に使われていた材質の物に
新しく交換することが可能ですし、
日本製の新品ならいつでも簡単に交換はできます。

そしてテーブルや椅子の足が折れてしまった場合も、
修理はすることができます。

ドアに使われている金具や鍵も、
修理や取り換えが可能です。

ここで気を付けないといけないのは、
どの家具も修理の際は確実性が約束できないことです。

どこの店舗でも言えることですが、
過去の時代の物なので必ず交換できる素材があるとは限りません。

また、修理できたとしても、
修理費用が非常に高額になってしまう場合もあります。

また、椅子の張り替えなど
比較的簡単な修繕であっても、
基本的には購入店に依頼するのが一般的です。

だから基本的には壊さないこと、
そして万が一に備えて購入店の連絡先を
控えておくことをお勧めします。

アンティークは素材が丈夫で長く使えるように
製作されています。現代家具より長く使えます。

実際すでに100年は経過していますので
これからも数世代先の方々にもその先人たちの
遺産を残せるよう大切に使っていただきたいものです。

アンティークとの出会い まとめ

ここまでアンティーク家具が
お店に並んだりお客様の手元に引き渡されるまでの流れ、
普段のお手入れ方法
、壊れてしまった時の対処法について述べてきました。

一点ものであるアンティーク家具との出会いは、
まさに運命そのもの。

大切な自分だけの一点を見つけ、
いつまでも長く使えるように付き合っていきましょう。



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