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アンティーク家具に見られるウッドワーム対処について
アンティーク家具に関するトラブルとして多いのが、
虫(ウッドワーム)による被害。

せっかく購入したアンティーク家具の裏を見てみると、
無数の穴が開いていた…などの話を聞くことがありますが、
このような時にはどのような対処を行えばよいのでしょうか?

ウッドワームは木喰い虫のこと

お洒落なアンティーク家具ですから、
虫もウッドワームとお洒落に呼んでいますが、
要は日本でもおなじみの木喰い虫がその正体です。

アンティーク家具に住み着いているウッドワームは、
広葉樹に多くみられる木喰い虫で
家具の表面に小さな穴を開けながら、
中身をぼろぼろに食い尽くしてしまいます。

酷くなると家具の表面を触るだけで、
木が崩れてしまうこともあり、
アンティーク家具を購入する際の重要なチェックポイントです。

ウッドワームは穴を開けながら木板に入り込み、
そこに卵を産むことで数を少しずつ増やし、
さらに卵を産んで…と連鎖的に拡大します。

放置すると家具だけでなく、
家の床や柱などにも被害が広まる可能性もあることから、
購入したアンティーク家具に小さな穴が開いていた場合には、
即座に正しい処置を行う必要があります。

ウッドワームの見つけ方

ウッドワームを見つけるためには、
家具に1mm程度の小さな穴が開いていないかを見つけることが大切です。

しかし、アンティーク家具の色合いによっては、
穴を確認するのが難かしく見落としてしまうこともあります。

さらに家具の表面だけではなく、
下面や引き出しの中など、
全ての面を確認する必要があり、
素人が簡単に行える作業ではありません。

しかしあるポイントを抑えることで、
穴が見つからなくてもウッドワームの有無を
知ることができるのです。

その方法が“木屑の確認”です。
ウッドワームは穴を開ける時に、
細かい木屑を外に出します。

粉のような木屑は穴の下に小さな山を作っているので、
簡単に見つけることができるでしょう。

例えばアンティークデスクの引き出しを開けたら、
引き出しの中に木屑があったとします。

この場合では引き出しではなく、
デスクの天板裏にウッドワームの穴がある可能性が高く、
処置を行わないとデスクの表面にも穴が開いてしまうことになります。

このように一見して見つけにくい場所であっても、
木屑に注意することで簡単にウッドワームを見つけることができるのです。

アンティーク家具にウッドワームがいた場合の対処法

せっかく購入したアンティーク家具に小さな穴がある場合には、
速やかに対処することで被害を小さくすることが可能です。

ただしアンティーク家具の中には、
穴は開いていても実際には
ウッドワームが死滅していることもあり、
まずはそれを確認する必要があります。

穴の中にウッドワームが住み着いている場合には、
必ず付近に木屑が落ちているはずです。

穴が1つ2つで木屑がない場合には、
ウッドワームの穴でなかったり既に死滅していたりすることも
考えられるのです。

その場合は様子を見たり、
購入したアンティークショップに確認したりすることも大切です。

実際にウッドワームが確認できれば
殺虫剤で処置することになります。

日本のホームセンターでも木喰い虫用の殺虫剤が売られており、
それを”ちゅーっ”とノズルで穴に注入します。

十分注入したところで、
今度は木工ボンドやコーキング材で穴を塞いで
薬剤を浸透させウッドワームを死滅させるのです。

殺虫剤はシロアリに効果のあるものであれば、
問題ないのでできるだけ細いノズルが付いた商品を選ぶようにしましょう。

殺虫剤で殺せるのは成虫だけで
卵には効果がないこともあります。

暫くは穴を塞いだ部分に注意して
新しい穴ができた場合には、
すぐに同じ対処を行うようにしましょう。

1か月程度待って新しい穴ができないようでしたら、
木工パテで穴の周りを整えて着色すれば対処完了です。

アンティーク家具を購入する際には細かい確認が必要

100年も経過している家具に
ウッドワームがいることは仕方がないことです。

管理が悪い訳でも、
商品が粗悪なのでもありません。
そんなものだと考えるしかないのです。

昔、知人のアンティーク家具の貿易商と
ウッドワームの除去について話をしたことがあります。

彼の話ではヨーロッパから運ばれるアンティーク家具は、
主に船便が使用されており、
アフリカを経由することからコンテナ内部の温度が高温に達し
虫は死滅するとの話でした。

アンティークハウスペルラの対処法

ペルラではすべてのアンティーク家具を検品して
殺虫および防虫作業を施し出荷いたします。

安心して長くご使用いただけるよう
細心の注意を払って手入れをいたしております。


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