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アンティーク家具の素材を徹底解説!オーク編

日本のアンティークショップで見かける家具の中で、よく目にするのがオーク材で作られた家具です。
これは日本国内に限ったことでは無くアンティークの本場イギリスでも同様にオーク材を用いられた家具が多く、最もポピュラーな素材と言えるでしょう。
素材を知ることは家具の価値を知ることにも繋がるので今回オーク材について詳しく紹介していきます。

オーク材とは?

オーク材は古くから家具の素材として活用されており、King of Forest(森の王)と呼ばれていて木目が美しく耐久性も高いのが特徴です。

オーク材アンティークチェスト

そもそもオークとは、いったい何の木なのか知らない人がほとんどだと思いますが"OAK"を日本語に翻訳すると

  • カシ
  • ナラ
  • ブナ

といった結果が出てきます。
翻訳として出てくる順番として樫(カシ)が最初に出てくることからオークは日本では樫(カシ)として訳されることがありますが、実際にイギリス中を探しても樫(カシ)の木は中々目にすることは出来ません。

そもそも樫(カシ)とは楢(ブナ)科に属する樹木で、温暖を好み日本でも関東や甲信越より南のエリアに生育されていて北海道よりも北に位置するイギリスではあまり育たないのです。
そんなイギリスでは育ちにくい樫(カシ)では無いとすると、オークとはいったい何の木なのか?
それは木目から知ることが出来ます。
オーク材のアンティーク家具を見ると幅の広い縞(シマ)模様が連続して並んでいます。

これは虎斑(とらふ)と呼ばれる木目で虎の毛皮のようにみられることから虎斑(とらふ)と呼ばれています。
実はこの虎斑(とらふ)は水楢(ミズナラ)科の木材にみられる木目です。
なので、家具に使われてるオークとは主に水楢(ミズナラ)のことなのです。

水楢(ミズナラ)は日本でも北海道から九州まで幅広く生育されているのですがどちらかというと寒い気候を好むようなので欧州でも十分に育つことが出来ます。
水楢(ミズナラ)は非常に重みがあり堅い材質なので扉や壁や床などには適しているのですが繊細な加工を施す家具に使うには不向きな素材なのです。

そんな堅い木材を美しく加工して作り出された家具からは当時の職人達の技術の高さを垣間見ることが出来ます。
ちなみに楢(ナラ)はどんぐりがなる木のなかまです。

イギリスアンティーク家具ブックケース

もしかしたら日本の木かもしれない

イギリスにあるオークは木が低く曲がったりしていて汎用性に欠けるものでした。
実はイギリスは元々木材資源に乏しい国で16世紀ごろからフィンランド、スウェーデンなどからオーク材を輸入していました。
当時から資源不足のイギリスは勢力的に他国から木材を輸入しおり、そこでオークの他にウォルナット、マホガニーなどが入ってきて家具に使われていたのです。

オーク材の輸入は最初の頃は、フィンランドとスウェーデンの間にあるバルト海沿岸地域から仕入れていたのですがより安く良質なオーク材を手に入れるために貿易の幅を隣国から世界中へと広げていきました。
19世紀末ごろからは日本の北海道や東北地方からもオーク材である水楢(ミズナラ)を大量に輸出しており1920年頃に作られたイギリスのアンティーク家具はもしかしたら日本産の木材なのかもしれません。

オーク編いかがでしたでしょうか?

今回はオーク材について詳しく紹介させて頂きました。
よく目にするオーク材とは水楢(ミズナラ)のことなのです。
17世紀より前につくられた家具で現代にまで残ってる家具のほとんどがこのオーク材で作られたものなのです。

年代によってはイギリスで作られたモノなのに日本の木材が使われているというロマンを感じさせてくれるのもアンティーク家具の魅力1つと言えるのではないでしょうか。